以前あるテレビ番組で紹介され、とっても簡単なやり方で効果が見込める
と人気になっている梅干しダイエットについてまとめてみました。
梅干しダイエットって?
普段食べている梅干しは、冷蔵庫などで保存しているため冷たい状態のモノが多く、その冷たい状態のままご飯の載せて食べることが多いと思います。
しかし梅干しダイエットは、その梅干しを加熱して食べるのがポイントなのです。
加熱方法は2つ方法があって
■フライパンにアルミホイルを敷き、その上で梅干しを焼く。
■ラップをかけた梅干しを電子レンジで1分温める。
個人的には電子レンジの方が簡単でおすすめです!
この加熱した梅干しを1日3個を目安に食前に食べるだけというお手軽な方法です。
加熱するだけでダイエットに効果があるのはなんで?
どうして梅干しを加熱するだけでダイエット成分が発生するのかというと、梅干し(梅自体)にバニリングルコシドという成分が含まれているのですが、それ自体にはダイエット効果つまり脂肪を燃焼するような効果は無いのです。
ところが、ひとたび加熱する事によりバニリングルコシドがバニリンと言う成分に変換されると体に付いた脂肪を燃焼する効果を持つ成分に生まれ変わるのです。
ただ、加熱した梅干しは口に入れるとかなり酸っぱさが増長されてしまうので、酸っぱいのが苦手という人は、アツアツを食べるのではなく冷ましてから食べた方がいいかもしれません。
冷ますと脂肪燃焼効果が無くなってしまうのでは?と思うかもしれませんが、実は一度加熱してバニリンが発生するとバニリングルコシドに戻る事は無いので、加熱した後の梅干しは冷めても効果はそのままです。
なので安心してお好みの食べ方で食べてください。
他にも、食前に梅干しを食べるメリットがありまして、梅干しにはこの後食べる食事の糖質の吸収を抑制する効果があるのでバニリンとの最強タッグでダイエット効果がかなり高まるのです。
梅干しが苦手な人におすすめな食べ方
ただ、中には梅干しが嫌いだったり普段から全く食べていない人もいると思います。
梅干しが食べられない苦手だ!という場合は、梅ジャムや梅エキスでも同様の効果を得られると考えられます。
梅エキスや梅ジャムは、梅の果汁や果肉を長時間鍋で煮詰めるなどの加熱調理を施しているので、当然ながらバニリングルコシドがバニリンに変換されているのです。
しかも梅干しよりも濃縮された状態にあるので、食事の前にはティースプーン1杯程度を食べるだけで良いのです。
また、何年か前にも一度梅干しのダイエット効果が着目されて人気を博した梅干し紅茶ダイエットも、熱いお湯を梅干しの上から注いで加熱されている状態になるので、バニリンが発生している状態になると考えて良いでしょう。
まとめ
この様に、梅干しを食前に食べるだけの簡単ダイエット法ですが、中には食べられなかったり苦手な人も居ると思うので、梅干しではなく梅としての加工品で加熱調理されているモノなら同様の効果を期待できると思うので、是非挑戦してみてください。
なお、梅干しでダイエットに挑戦される場合は、梅干し事態に含まれる塩分濃度が高いので、1日の摂取は2〜3個に留めておくようにしましょう。